事業プログラム

2024年度 岩谷国際奨学生 第3回例会(研修旅行)

2024年9月26日~28日、2024年度 岩谷国際奨学生 第3回例会(研修旅行)を開催しました。

今年は久しぶりに東北方面の例会旅行となり、青森から岩手に行きました。今年から日本人奨学生も加わり、参加奨学生は25名と財団4名の総勢29名でにぎやかな研修旅行となりました。

1日目はまず、「音羽電機工業」さんへ。日本で唯一の雷対策専門メーカーです。避雷器などの工場を見学させていただき、皆興味津々でした。
昼食は青森の郷土料理を食べ、次なる見学地「JAアオレン」へ。青森と言えばリンゴ。大量のりんごがどのようにジュースになっていくかを見学してきました。
そして「二唐刃物鍛造所」さんへ。350年の伝統を受け継ぐ日本有数の刀鍛冶の名門を見学。火で熱せられた鋼を叩く様は圧巻でした。
その後は、「津軽烏城焼」さんへ。世界で一番長い登り窯があり、ギネスにも認定されています。心が温まるようなやさしい焼き物が印象的でした。
見学を終えて宿泊先の「ホテルアップルランド」へ。夕食会のあとは恒例の9月生まれ誕生会で、大盛り上がり。

2日目は、「ねぷた展示館」からスタート。高さ12mの水墨画調で書かれた世界一の扇ねぷたを見学。
そして次は、「田舎館田んぼアート」。田んぼアートも全国色々な場所でやり始めていますが発祥の地はここ青森だそうです。見ごろは過ぎたようでしたが、はっきりわかりました。
バスを走らせ、「鶴野舞橋」から「高山稲荷神社」へ。四季に映える千本鳥居が写真スポットとしても人気の場所です。
この日の最後の見学先は「立佞武多の館」。高さ23m、重さ19tの巨大ねぷたが3体展示され、まさに圧巻の迫力でした。
宿泊は、グランピングに挑戦。夕食はもちろんバーベキュー大会です。仲良く、ワイワイ楽しく過ごし、最後は花火で夜を締めました。

最終日3日目は、青森から秋田を通って岩手県へ。「八幡平」では、天気に恵まれいい空気を吸ってリフレッシュ。
そしてバスは岩手県に入り、「小岩井農場」へ。非公開の牛舎や重要文化財に指定されている建物などを見学した後、まきば園でソフトクリームや牛乳を堪能。
お昼は、岩手名物「わんこそば」。なんと、奨学生の最多は200杯超え。時間があればもっと食べられたそうです。女性の最多は150杯。これまたすごい!
最後は「岩鋳鉄器館」へ。南部鉄器の製造工程と作品を見てきました。

今回も盛りだくさんでしたが、とにかくみんな元気でにぎやか。研修旅行の一番の目的は国際交流。楽しく充実した3日間でした。
次回の第4回例会は研究発表会です。また皆さんと会えるのが楽しみです!